No.14 国道228号旧道 吉岡峠へのアプローチ(断念)


▲写真1 松前町白神から入る
ここからダート
▲写真2 砂防指定地の看板
▲写真3 整地された平地 ▲写真4 写真3の平地を過ぎると道が怪しげになる
▲写真5 橋を渡って間もなく ▲写真6 旧JR松前線のスノーシェッド
(写真上部)
▲写真7 道の両側から張り出す草木
ここで先へ進むのを断念
道路中央の雑草もかなりのもの
(運転席から)
▲写真8 写真7の地点にて
▲写真9 舗装路まで戻ってきた ▲写真10 ボディに葉っぱが引っかかっていた

2001年8月18日撮影。


この道は、函館と松前・江差を結ぶ国道228号線の旧道である。
現在、国道は海岸線の白神岬を経由しているが、かつては吉岡峠を経由するルートだった。
堀淳一「続・忘れられた道 北の旧道・廃道を行く」(1999年、北海道新聞社)には、この旧道の吉岡峠を歩いて越えた時のルポが載っている。

今日は、その道を車で走ってみようというわけである。
松前町白神で国道から少し入ると、工場の横を細い砂利道がのびている(写真1)。
これが、その道である。

工場横から砂利の坂道を登ると、間もなく「砂防指定地」の看板が立っている(写真2)。
間もなく、整地された平地が広がる(写真3)。

もともとの道路はロープの向こう側のようだが、そこへは行けないのでロープの外側を走る。
整地されているとはいっても、道路でも何でもない、石の混じったガタガタの地面である。

この整地された平地を過ぎると、今度は明らかに道路とわかる砂利の帯がのびているが、路面はかなり怪しげになる(写真4)。

そのまま先へ進んでいくと、草も刈られず伸び放題。
短い橋を渡ると、その先に待避所なのか分岐点なのか、いくらかスペースがあったのでそこに車を止めて降りてみた(写真5)。

前方の斜面には、旧JR松前線のスノーシェッドが見えている(写真6)。
これは前出の「続・忘れられた道」にも登場している。

このへんから草木が結構すごくなってくるのだが、とりあえず先へ進んでみた。

しかし、左側の草木がかなり道路にはみ出し、峠まではまだまだあるが、ここでこんな調子ではとてつもないことになるのではないか?と思って、写真5の地点から300mほど進んだ地点で、先へ進むのはあきらめた。
この地点で、運転席から見た風景は写真7。
車の左側の窓は、葉っぱでびっしり。
車から降りて、前方から撮ってみたのが写真8。

転回スペースがないので、このままバックで写真5の地点まで戻り、ここで切り返して方向転換、そして写真3の平地を過ぎて、スタート地点まで戻ってきた(写真9)。

ナビの画面で確認すると、結局最初の工場前から約600m進んだ地点まで行ったことがわかった。

車を見ると、左後面に葉っぱが引っかかっていた(^^;(写真10)。


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