2001年7月20日撮影。
荒々しい海岸と断崖絶壁の間を縫って走る、国道336号線・黄金道路。
この黄金道路を、えりも町目黒から分岐して、10kmほど入ったところに豊似湖がある。
ハート形の静かな湖である。
えりも町目黒で国道から内陸へ入り、しばらく舗装道路をまっすぐに進んでいく。
道路が左にカーブするところから、ダートになる。
この道路、結構ガタガタである(^^;
国道から分岐して約5kmのところで、道路が唐突に舗装になり、すぐ分岐点がある。
左は舗装、右は砂利道で、その付け根に看板が立っていて、豊似湖まであと4.4kmということをタヌキが教えてくれる(写真1)。
豊似湖へ行くには、左の舗装ではなく右の砂利道のほうへ進まなければいけないのだが、タヌキの看板は一見、左の方を指しているように見える。
このことは、とっぷ氏のHPで指摘されていたのだが、この日は横に「豊似湖 →」という目立つ看板が立っていた。
手書きの味のある字で書かれた、急ごしらえという感じの看板(写真2)である。
よく見ると、「豊」の字が合理的?に省略されていた(^^;
この先も、分岐点にはタヌキの看板が立っていて、進むべき方向と残りの距離を教えてくれるので、不安なく進むことができる(写真4)。
先へ続く道は、緑に包まれた、非常に雰囲気のよい道である(写真5)。
最後の方には少し急坂・急カーブもあるが、それほど大したことはない。
ただし、ちょっと深砂利っぽい感じがした。
そしてもうすぐ豊似湖、というところで、道が二手に分かれていた。
いままでは親切に看板があったのに、ここにはなぜないのか?と思ったら、二股はすぐ先で合流していて、そこが豊似湖への歩道の入口だった。
そこに車を置いて(写真6)、細い踏み分け道を歩いていく(写真7、8)。
道は、結構アップダウンがある。
そして、ついに湖畔に到着(写真9)。
ちょうど、ハート形の湖のとがっているところに出たようだ。
そして対岸が、ハート形のくぼみのようだ。
静かな湖であった。
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