No.68 タウシュベツ川橋梁への道(糠平三股林道)


▲写真1 国道273号丸山橋のすぐ北
「タウシュベツ川橋梁 これより4km」
の案内板がある(北側から)
▲写真2 糠平三股林道の標柱
「延長15.1KM」とある
▲写真3 林道入口のゲート ▲写真4
▲写真5 ▲写真6
▲写真7 ▲写真8
▲写真9 ▲写真10 ここからは徒歩
▲写真11 タウシュベツ川橋梁に到着 ▲写真12 大きく崩落した箇所
▲写真13 下から見上げる ▲写真14 はがれ落ちて積もったコンクリート片

2004年5月2日撮影。

糠平三股林道のうち、国道273号丸山橋分岐からタウシュベツ川橋梁入口までの約4kmの区間。

2004年8月17日に糠平三股林道全線を通行(糠平ダム→タウシュベツ川橋梁入口→国道273号丸山橋)した際の様子はこちら。


国道273号の丸山橋のすぐ北側から糠平三股林道が分岐している(写真1、2)。
幻の橋・タウシュベツ川橋梁へはここから4kmほど、この道を進む。

この時は5月初頭とはいえ、沿道の至るところに雪が残っていて、ただでさえ狭い道幅が余計に狭くなっており、そういった場所では直線区間でも対向車とのすれ違いに難儀する。

雪解け水で道が泥だらけ、水たまりだらけになっているところもあったりする。
さらに途中には崖っぷちの落石地帯があり、もし今崩れてきたらどうしよう…と思うと、自然にハンドルを持つ手にも力が入る(^^;

やがて長い直線を抜ける(写真9)。
その終わりの左カーブ地点に車を置けるスペースがあり、ここに車を置いて、ここから分岐する道を歩く(写真10)。

林を抜けると、いよいよタウシュベツ川橋梁はもう目前である(写真11)。

この時はこの付近にはダムの水がなく、斜面を下まで降りて、橋を下から眺めることができた(写真12〜14)。

なお、タウシュベツ川橋梁は、1937年建築と70年近い年月を経ている上に、湖面氷結の繰り返しによる表面の浸食もあり(それが橋の景観を一層独特のものにしているのだが)、相当な老朽化が素人目にもたやすく想像される。
実際、2003年の十勝沖地震により大きく崩落した箇所があったり(写真12)、橋の下にははがれ落ちたコンクリート片が積もっているような状況(写真14)もあり、ちょっと気がかりなところである。


【Special thanks to 244さん

244さんのサイト内のページ「幻の橋(タウシュベツ橋梁)へ続く道 糠平三股林道」もご覧ください。詳しい解説があります。


【参考資料】 ひがし大雪アーチ橋散策地図、NPOひがし大雪アーチ橋友の会サイト


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