遠別町正修 明暗分かれた二股の先

遠別市街の国道232号分岐から約36km。
一本道をひたすらひたすら山奥へ進み、二股になっている地点まで来た。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=44/28/30.732&el=141/58/50.934&scl=70000&bid=Mlink
この二股、この先どちらも通行止め。これ以上先へは進めない。
この2つの通行止めは、実は明暗正反対の通行止めである。

上遠別霧立線

上遠別霧立線

直進は道道741号上遠別霧立線。(1枚目、2枚目)
国直轄の開発道路として山を越え羽幌町築別炭砿へつながる計画だったが、残工事が多く、難工事でもあることから事業再評価により建設中止となった。
(参考 反対側の行き止まり地点 http://polestar24.jp/drive/100/ ←今はここにも行けません)
道自体も落石の恐れのため長期間通行止めとなっており、ゲートの先はこのありさま。
もはや打ち捨てられた感が漂う。
この道が再び開くことはもうないのかもしれない。

名寄遠別線

一方、左折は道道688号名寄遠別線。(3枚目)
こちらも同じ開発道路で、山を越え幌加内町蕗の台へつながる計画。
こちらは工事の進捗率が高かったことから、事業再評価を通過し、平成20年頃の完成を目指して工事続行となった。
ゲートの脇には賑々しく工事標識が並んでいる。
開通の日が来れば、この道は壮大な行き止まり道を脱して、町と町を結ぶ動脈となる…のかな?

写真は2006年7月23日撮影。

※上遠別霧立線をさらに先へ進んだ様子はこちら。(2006年10月8日撮影)


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