No.5 増毛町道増毛山道線
増毛町歩古丹〜大別苅 国道231号旧道


歩古丹トンネル トンネルの先にある旧道分岐点
▲写真1 歩古丹トンネル
(2003.7.5撮影)
▲写真2 トンネルの先にある
旧道分岐点
(2003.7.5撮影)
急坂と30km/h制限標識 ゲート
▲写真3 急坂と30km/h制限標識
(以下、2000.10.28撮影)
▲写真4 ゲート
落石危険の看板 1つ目のヘアピン
▲写真5 落石危険の看板 ▲写真6 1つ目のヘアピン
2つ目のヘアピンの先 向こう側は日本海
▲写真7 2つ目のヘアピンの先 ▲写真8 向こう側は日本海
「開発局」の文字が入った砂箱 急カーブ
▲写真9 写真8の砂箱
「開発局」の文字が残る
▲写真10 急カーブ
下り坂カーブ さらに下る
▲写真11 下り坂カーブ ▲写真12 さらに下る
崖の下を通る まだまだ下る
▲写真13 崖の下を通る ▲写真14 まだまだ下る
急カーブに無数のタイヤ痕 景色が開けてきた
▲写真15 急カーブに無数のタイヤ痕 ▲写真16 景色が開けてきた
落石危険の看板 橋の先で現国道に合流
▲写真17 落石危険の看板 ▲写真18 橋の先で現国道に合流

写真1・2は2003年7月5日、写真3〜18は2000年10月28日撮影。


国道231号を札幌から留萌に向かって走ると、雄冬を過ぎて、歩古丹トンネル(写真1)の先の上り坂の途中、右側にあるゲートが気になる。留萌側から行くと、大別苅トンネルの留萌側入口の左側に同様のゲートがある。

たぶん旧道なんだろう、いつか通ってみたい、と思いながら勇気がなく(^^;、なかなか踏み込めなかったのだが、2000年8月、人(北海道旅行中!)の運転で初めて通った。このときはレンタカーの、ふわふわ足のカリーナだったのだが、ドライバーが峠を攻める人で(^^;、タイヤを鳴らしながら急カーブ、急坂が続く山道を駆け抜けたのだった。

このとき全線舗装、かつ交通量がゼロ(^^;ということを確認したので、自分でも走ってみることにした。


歩古丹トンネルの先にある分岐点(写真2)で国道から右折し、旧道に入るといきなり急坂で(写真3)、そのまますぐヘアピンの右カーブに突入(写真5・6)。すぐにまたヘアピンの左カーブがあり、これで一気に高度が上がる。

道路脇に設置されている古い砂箱には、「開発局」の文字が入っている(写真8、9)。かつてこの道が国道だったことを物語っている。

さらに進むと、左側に分岐する道があるが、ゲートが閉まっている(写真10地点の先)。どこにつながっているのだろうか。ちょっと怪しげだ。
※地図によると、この分岐する道は国道のマッカ岬トンネルの南側入口付近につながっている。

急カーブ、急勾配の連続する道を進む。今日も対向車には全く出会わない。

道沿いにはところどころに「P」の標識があり、駐車スペースが設けられているが、眺望はまったくきかない。本当に車を止めるためだけのスペースでしかない。

道を下っていくと、急カーブに無数のタイヤの痕跡がある地点を2,3か所通る(写真15)。
やがて坂を下りきると川沿いの平坦な道になり、現在の国道に合流する(写真18)。

この日は、10kmの区間を20分かけて走ったが、最後まで、工事車両以外の対向車には全く出会わなかった(^^;;

まあ、長いトンネルで、ほとんど直線で抜ける今のルートなら数分で通り抜けてしまうのに、わざわざ曲がりくねった山道を選ぶ人がいないのは当たり前だが(^^;


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