No.97 十勝太〜昆布刈石 2005年春


▲写真1 新しい国道336号に
切り替え済みの区間
海側の景色は楽しめない
▲写真2 右側(海側)に
旧来の道(通行止)が並ぶ
▲写真3 標識に
「直進できません 500m先」とある
▲写真4 「この先300m先
国道管理区間終り」
▲写真5 「右折」 ▲写真6
「→厚内・直別・釧路方面」
この看板は開通区間が延びる
たびに移設されてきたもの
▲写真7 写真6地点の先
国道の未開通区間を見る
▲写真8 写真6地点で
右折後正面にある看板
「砂利道につき通行注意 浦幌町」
▲写真9 写真8地点の横
旧来の道をがっちりとふさぐ
看板類
▲写真10 ここから旧来の道に入る
ここからがこの道の本領
「釧路→」 その下には
「道路情報 この先厚内トンネル
高さ制限あり 3.0m」
▲写真11 1つ目の大カーブ ▲写真12 国道工事による
構造物が見える
▲写真13 写真12地点の先
少し進んで左カーブ開始地点に
黄金の滝の入口がある
▲写真14 上って
▲写真15 さらに上って ▲写真16 太平洋を眼下に
見ながらゆるやかに下る
▲写真17 昆布刈石展望台
写真6地点から約2.3km
▲写真18 展望台から
東側(厚内方面)を見る
▲写真19 展望台標柱 ▲写真20
▲写真21 写真20地点から
崩れた崖の下を見る
▲写真22 先へ進む
急坂・急カーブでどんどん下る
▲写真23 さらに下る ▲写真24 下りきって
道道直別共栄線
(道道1038号)に出る
このページの写真18地点)
写真17地点から約0.7km

2005年4月30日撮影。

2001年・2002年2003年3月2003年7月


十勝管内東部、浦幌町十勝太の国道336号新ルート終点から昆布刈石(こぶかりいし)展望台を経て、道道直別共栄線(道道1038号)に接続する道である。

太平洋を見下ろす海辺の高台を、幅広の砂利道が、地形に逆らわずゆるやかなアップダウンを繰り返しながら伸びている。

ここは、古きよき北海道をそのままに今に伝える、まさに貴重な道と風景が展開する場所である。

しかし、この道も国道336号の新ルートの工事の進展に伴い、徐々に姿を消しつつある。
新国道は、最近では2003年12月に約1.8kmの区間が新たに開通(写真6地点まで)し、その先も順次工事が進められている。
それと引き換えに、新国道に並行する旧来の道は容赦なく「通行止」とされてしまっているのである。(写真9)

新しい国道が完成した以上、その真横に並行する未整備な道が用済みとなるのはやむを得ないのかもしれない。
しかし新しい道には快適さは確かにあっても、道そのものの魅力という点で、旧来の道には大きく及ばない。
その意味で、惜しい気がしてならない。

(つづく)


【多謝】この道をご紹介できるのは244さんのおかげです。


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