JR学園都市線・新琴似駅の新旧駅舎

(札幌市北区)

1997年9月・1999年4月・2001年12月撮影


近年まで、都市の中を走りながらローカル線の風情を色濃く漂わせていた、JR札沼線(学園都市線)。
その札沼線の新琴似駅は、地下鉄麻生駅周辺の繁華街から至近に位置しながらそれとは一線を画すように、開業以来の小ぢんまりした駅舎が、やはり昔ながらの風情を残していた。
しかし、沿線の都市化に伴い増加する輸送需要に対応するため、設備の大規模改良が行われることになり、全線単線だった線路は札幌市内を走る区間の大部分が複線化されたほか、一部は高架化され面目を一新した。
このページでは、新琴似駅の高架化以前の旧駅舎、高架化工事中の仮設駅舎、そして高架化完成後の新駅舎のそれぞれの写真をまとめてみた。

かつて新琴似と桑園の間に新川駅も八軒駅もなかった頃、新琴似を発車した札幌行列車は、快調に飛ばしながら、右手に広い草っ原を見ながら走ったものだった。
新琴似から列車に乗るたびに、その景色と走りを爽快に感じたものだったが、今では沿線はすっかり開発され尽くして、かつての草っ原にはマンションが何棟も建ち、駅数も増えたため、高架を走る今の列車ではそんな気分は味わえなくなった。

▼以下9枚 1997年9月13日撮影

地平時代の新琴似駅

 ▲写真1 地平時代の新琴似駅
1934年開業以来の建物

駅全景

▲写真2 駅全景

仮設駅舎の準備が進む

▲写真3 向かって左側に
仮設駅舎の準備が進む

1番ホームの裏側

▲写真4 1番ホームの裏側

駅北側の跨線橋から北側を望む

▲写真5 駅北側の跨線橋から
北側を望む
左と中央のホームは仮設ホーム

駅北側の跨線橋から南側を望む

▲写真6 駅北側の跨線橋から
南側を望む
左端の、旧来からの1番ホームは
ホームの高さと屋根の形状が
途中で変わっており、延長の跡が
はっきりわかる
(写真5の右端も同じ)

仮設駅舎

▲写真7 1番ホームから
仮設駅舎を見たところ

仮設ホームと仮設跨線橋

▲写真8 1番ホームから
仮設ホームと仮設跨線橋を見たところ

札幌行普通列車が到着

▲写真9 1番ホームに
札幌行普通列車が到着

 

 


▼以下2枚 1999年4月24日撮影

仮設駅舎

▲写真10 高架化工事中に
使用された仮設駅舎

旧駅舎があった場所

▲写真11 旧駅舎があった場所
高架化工事進行中

 


▼以下6枚 2001年12月22日撮影

高架化された新琴似駅

▲写真12 高架化された新琴似駅
(2000年3月全面供用)

新琴似駅前通

▲写真13 新琴似駅前通
再開発事業進行中

駅西側から北を望む

▲写真14 駅西側から北を望む
(写真5の位置に相当)

駅入口

▲写真15 駅入口

改札口

▲写真16 改札口

券売機

▲写真17 券売機


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