近年まで、都市の中を走りながらローカル線の風情を色濃く漂わせていた、JR札沼線(学園都市線)。
その札沼線の新琴似駅は、地下鉄麻生駅周辺の繁華街から至近に位置しながらそれとは一線を画すように、開業以来の小ぢんまりした駅舎が、やはり昔ながらの風情を残していた。
しかし、沿線の都市化に伴い増加する輸送需要に対応するため、設備の大規模改良が行われることになり、全線単線だった線路は札幌市内を走る区間の大部分が複線化されたほか、一部は高架化され面目を一新した。
このページでは、新琴似駅の高架化以前の旧駅舎、高架化工事中の仮設駅舎、そして高架化完成後の新駅舎のそれぞれの写真をまとめてみた。
かつて新琴似と桑園の間に新川駅も八軒駅もなかった頃、新琴似を発車した札幌行列車は、快調に飛ばしながら、右手に広い草っ原を見ながら走ったものだった。
新琴似から列車に乗るたびに、その景色と走りを爽快に感じたものだったが、今では沿線はすっかり開発され尽くして、かつての草っ原にはマンションが何棟も建ち、駅数も増えたため、高架を走る今の列車ではそんな気分は味わえなくなった。
▼以下9枚 1997年9月13日撮影
▲写真1 地平時代の新琴似駅 |
▲写真2 駅全景 |
▲写真3 向かって左側に |
▲写真4 1番ホームの裏側 |
▲写真5 駅北側の跨線橋から |
▲写真6 駅北側の跨線橋から |
▲写真7 1番ホームから |
▲写真8 1番ホームから |
▲写真9 1番ホームに |
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▼以下2枚 1999年4月24日撮影
▲写真10 高架化工事中に |
▲写真11 旧駅舎があった場所 |
▼以下6枚 2001年12月22日撮影
▲写真12 高架化された新琴似駅 |
▲写真13 新琴似駅前通 |
▲写真14 駅西側から北を望む |
▲写真15 駅入口 |
▲写真16 改札口 |
▲写真17 券売機 |