<留萌管内羽幌町>
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羽幌町は北海道・留萌管内中部の中心地である。 <訪問記> 1998年9月13日(日曜日)晴れ -- 三毛別羆事件跡地を一通り見たあと、今度は築別炭鉱の跡地へ向かう。さっききた道を戻り、途中で右折、道道上羽幌羽幌停車場線(道道747号)を進む。途中、羽幌二股ダムに行ってみようと思ったが、途中から砂利道になってしまったりしたのでやめた。元のルートに戻り、道道上遠別霧立線(道道741号)へ。道の立派さとは対照的に、対向車は忘れた頃に現れるほどの少なさ。 やがて羽幌町曙に出る。左手には未開通のまま終わった国鉄名羽線の崩れた路盤、右手には廃校になった学校らしき建物。交差点で右折して緑の村の入口を過ぎると、もうすぐ築別炭鉱。巨大なホッパ(写真1)の横を通り、右カーブを曲がると、広い平地が広がる。そこは40年前、炭鉱で栄えていた町の跡。今は、高くそびえる煙突(写真16)と、草木に覆われた4階建てのアパート(写真2)が数棟、そして朽ち果てた病院と消防署の跡が残るだけ。 病院(写真3,4)に近づいてみる。窓ガラスは割れ、屋根には穴があき、床は抜けている。すごい状態だ。次に、川を挟んで反対側の消防署跡(写真5)へ。2階以上の部分は半ば朽ちて崩れ落ちているが、コンクリートの基礎部分はしっかりしていて、中に入ってみると農機具が置かれている(写真14)。驚いたことに、新しい機械だ。誰かがここを倉庫として使っているのだ。この近くには畑なんてまったくないように見えたが…。 不思議といえば、消防署跡の横にある砂利の山と「羽幌町」と書かれたブルドーザーも不思議だ(写真15)。アパートのうち一棟は、入口が開いていて、中に入っていけるようになっている(写真6)。しかし、怖いので、入らなかった。 築別炭鉱を後にして、緑の村に寄ってみると、パークゴルフをやっていた。道道築別炭砿築別停車場線(道道356号)を通って、海岸の国道232号へ。 [行き方] 国道232号で羽幌町築別へ。「緑の村」の看板が目印(※)。ここから道道築別炭砿築別停車場線(道道356号)に入り、道なりに15km進む。 ※ 「緑の村」は閉鎖となり、国道232号沿いにあった看板は撤去されている。(2001.8追記) [参考] [その他の写真] このページの写真のうち、写真1は1997年9月20日撮影、写真2〜6は1998年9月13日撮影。 ※ 下記の点について、このページをご覧になった 斉 さんからご指摘・ご教示をいただき、記述を修正しました。ありがとうございました。(2001.8.15)
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