No.19 道道占冠穂別線(道道610号)
その2 穂別町富内〜穂別町福山・国道274号交点(2)


▲写真21 次の覆道 ▲写真22 写真21の地点の
川の向こう側
▲写真23 覆道の中
結構距離が長い
▲写真24
▲写真25 ▲写真26 輝く川面と白い橋
▲写真27 採石場? ▲写真28 写真27の採石場?の
入口前にあった「大崩れ」の説明板
▲写真29 写真27の採石場?前の
分岐点
中央の道は、写真26の白い橋に
続く道と思われる
▲写真30
▲写真31 標識は右直角カーブだが
その前に左急カーブがある
▲写真32 丸石をはめこんだ擁壁が続く
▲写真33 ▲写真34 少しだけ2車線舗装区間がある
▲写真35 少し走るとまたダート ▲写真36
▲写真37 穂別町福山の
国道274号線交点
国道ぎりぎりまでダート
▲写真38 右端の「日高」「274」「→」は
あとから貼り加えられたのがわかる

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2001年9月1日撮影。


五輪塔から先へ進むと、また覆道がある(写真21)。
今度の覆道は結構距離が長い(写真23)。

覆道を出てさらにしばらく進んでいくと、景色が開ける。
川が右側に分かれ、先のほうには白い橋がかかっている(写真26)。
なかなかの景色である。

そこから少し進むと、大きな採石場?があり、その入口に「大崩れ」と題した説明板がある(写真28)。

全文を引用すると、
大 崩 れ

マムシが多く「魔物がいる所」と伝説にあります。
(注:この間、2行が消されている)
一帯は明治の頃から石炭、石灰石、クローム鉱、チタン鉱、イリジウム鉱など豊富な資源で知られ、福山へかけての砂金掘りとともに、昭和17年頃全盛。
伝説には、群盗がここに野営をし、崖崩れにあって全滅。その魂がマムシと化したとも。

さっきの五輪塔と同じく、余韻を残す文章である。

先へ進む。
林の中に、森林組合の車とマイクロバスが止まっていて、作業をしているのが見えた。

右直角カーブの標識があった(写真31)。
しかし、実際の道路は先に左急カーブがある。
そしてすぐ右直角カーブで橋を渡る。
間違いというわけではないが、まぎらわしい標識である(^^;

そのすぐ先に、1軒、民家の廃屋があった。
遠巻きに中をのぞくと、バケツが転がっているのが見えた。

さらに進んでいくと、左側に、骨組みの中に丸く平らな石をきれいに並べた擁壁がえんえんと続く場所に出た(写真32)。
同じ段の中では、石はすべて同じ方向を向いている。
よくこれだけの石を集めて、これだけきれいにならべたものだ(^^;

さらに進んでいくと、道路が2車線舗装になった(写真34)。
しかし舗装はすぐ終わり、またダートに逆戻り(写真35)。
やがて、建物と国道を行き交う車が見えてきて、ダートのまま国道274号線にぶつかる(写真37)。
なぜさっきのところだけ、しかも国道から離れたところが、なぜちょっとだけ舗装してあるのだろう?
謎だ…。

国道274号線との交点にある青看板、よく見ると右端の「日高」「274」「→」が、あとから貼り加えられているのがわかる(写真38)。
この看板、国道274号線の日勝峠越えルートが全通する前に設置されたのだろう。


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